こんにちは。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
高槻市のまつむらファミリー歯科 院長の松村淳史です。
みなさまは「小児口腔機能発達不全症」という名前の疾患をお聞きになったことはありますでしょうか?
まだ比較的新しい概念で、定義も発展途中ではありますが、
「目立った先天的な異常がないにもかかわらず、食べる・飲み込む・話す・呼吸するなどのお口の機能が、年齢相応に十分発達していない状態」を指すとされています。
たとえば、
・気づくとお口がぽかんと開いている
・食事のときにペチャペチャと音がする
・「さかな」が「たかな」に聞こえる
といったように、日常の中でふと気になる仕草として現れることがあります。
ひとつひとつを見ると「様子を見てもいいのかな」と思うようなことでも、これらが重なることで「口腔機能発達不全症」として捉えられる場合があります。
「これって歯医者で診ることなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
厚生労働省の資料では、乳幼児期や学童期に正常な口腔機能の発達が得られないと、将来的に口腔機能の低下が大きくなる可能性があるとされています。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、
将来に向けて、お口の機能の土台を整えておくことが大切という考え方です。
当院では、このようなお悩みをお持ちの保護者さまや、
「矯正を考えているけれど、まだ時期が早い」と言われたお子様に対して、1年間のMFTプログラムを行っています。
MFT(口腔筋機能療法)とは、お口の周りの筋肉をトレーニングすることで、機能の改善を目指す方法です。
具体的には、
月に1回ご来院いただき、その月のトレーニング内容をお伝えします。
ご自宅で継続して取り組んでいただき、次回の来院時に進捗の確認と新しいトレーニングの指導を行います。
これを1年間続けていきます。
1年後に症状が改善していればプログラムは終了となりますし、
もしさらに対応が必要な場合には、矯正治療や発音のトレーニング(構音訓練)などをご提案することもあります。
小児口腔機能発達不全症の対応は、歯並びだけ、発音だけ、といった個別の問題を直接治すものではなく、
それらの土台となる「お口の機能」を整えるためのものだと考えています。
気になる症状がある場合には、はっきりした異常でなくてもかまいません。
高槻市でお子様のお口のことで気になることがあれば、お気軽に歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!








