こんにちは。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
高槻市のまつむらファミリー歯科 院長の松村淳史です。
今回はお口の中の写真(口腔内写真)についてのお話です。
皆様はご自身のお口の中を写真にとって見たことはございますか?
歯ブラシをするときに鏡を見ながら行う方はいらっしゃると思います。
でも、奥の方はどうなってるの?内側は磨けているの?と疑問に思われることもあるかと思います。
自分では見えない場所、もしくは見る気もなかった場所を視える化するのが口腔内写真です。
先日、歯科衛生士の奥山洋美先生のプライベートセミナーに参加させていただきました。7月から新規開業のイマイ歯科クリニックおとなこども院様の研修に合同参加という形で、私共からは院長と3人の衛生士がお世話になりました。
講師の奥山先生は私が予防歯科を目指すきっかけとなった山形の日吉歯科様で長年勤務されていたレジェンド歯科衛生士さんです。
すべての治療にはビフォーアフターがあって、規格性(大きさや角度が毎回同じ)のある写真がそのベースになります。
奥山先生(先生に限らずきちっと資料をとっている方は皆様)は口腔内写真を12枚とります。
そんなに撮るんですか?
患者様全員にですか?
患者様からだけでなく、歯科医療従事者からもそんな声が聞こえてきそうですが、答えはYESです。
撮る側も撮られる側も大変ですが、正しくお口の情報を得ることは双方にとってメリットが大きいです。
特に、歯周病のすすんだ患者様の情報は大切で、腫れていた歯茎が変化する様子は患者様にとっても大きなモチベーションにつながります。
奥山先生にはその写真を素早く正確にとる方法を教えていただき、慣れない一眼レフカメラ(当院のものは特に重い😅)に苦戦するスタッフを手取り足取り優しくときには厳しく指導いただきました。
2日目のテストには無事、全員が合格し、このスキルをまた自院のシステムに落とし込むために構想を練っております。
奥山先生には講義や実習を通して予防歯科の真髄を見せていただき感謝しております。
また、日々の診療で忙しい中、朝早くきて、夜遅く残って練習したりして頑張っていたスタッフを誇りに思いますし、彼女たちが地域の患者様の健康を支えていくことを確信できたセミナーでもありました。
最後に、本日オープン前の内覧会を行っているイマイ歯科クリニックおとなこども院の今井先生に感謝とエールを送りたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!